アブソリュートのシングルターン、及びマルチターン(バッテリーバックアップ)ロータリーエンコーダは制御対象物の回転位置に応じた特定の信号を発生する為に使用されます。
光学式のシングルターン型AK58ロータリーエンコーダは1回転当り9ビットから最大21ビットの分解能に応じた信号を、BiSS又はSSI方式で出力します。
マルチターン型AK58は1回転当り9ビットから最大21ビットの分解能に応じた信号と12/16/20/24ビットの回転数をカウントした信号を BiSS C 方式で出力します。 また SSIインターフェースのマルチターンアブソリュートロータリーエンコーダは1回転当り9ビットから最大21ビット分解能の位置信号と9ビットから最大40ビット分解能の回転数を計数するカウンターで構成されています。 バッテリーはエンコーダの内部に設置されています。測定は光学式と磁気式を使用します。
アブソリュートロータリーエンコーダは主としてロボット産業や工作機械、自動化ラインの機械や機器を制御する為に使用されますが他にも様々な使用方法が考えられます。