シール付精密リニアエンコーダL35は機械本体の重要部分の動作(変位)の位置値と移動方向を電気信号に変換します。
エンコーダの構造はグラススケールが強固なハウジング内に固定され、測定ヘッドはボールベアリングによりガイドされてハウジングに取付けられています。
切粉や切削クーラント等の厳しい環境の中で作動させるため、エンコーダは2個のリップシールで保護されています。 清浄空圧をエンコーダハウジングに供給して保護を強化することもできます、
特長は耐振動性の向上のため強固なハウジングに収められています。そして保護を高めるため2個のリップシールが備えられています。 オプションとして原点信号のマグネットを取り付けられます。マグネットはエンコーダのハウジング前面の溝に取付け移動できます。
出力信号は3種類が用意されています。
- L35-A: サイン波信号、11μApp出力
- L35-AV: サイン波信号、1Vpp出力
- L35-F: 矩形波信号、TTL又はHTL(標準RS422)
出力信号は逓倍できます ×1、×2、×5、×10、×25、×50