標準シールドの光学式リニアエンコーダL23 は 20m長まで測定でき、オプションでそれ以上の長さも製作可能です。
このエンコーダは機械の主部分の動き(変位)を電気信号に変換するもので、位置(変位)と移動方向の情報を出力します。
エンコーダはスケールよりの光線を測定処理することで作動します。
構造は表面を格子スケール化したメタルバンドをアルミニウム製のハウジング内に固定して2個のリップシールにて保護されています。
エンコーダはモジュール化されており、最大3.0m長のモジュールを接続して長くできます。それに測定ヘッドを組込んでいます。
標準エンコーダは3個の矩形波TTLを出します。主の2個出力信号は90°位相をずらしてあります。もう1個の矩形波は原点信号を出力します。
電気仕様
バージョン |
L23-F TTL |
電源(UP) |
+5V±5%/ 65 mA;
+12V±5%/ 65mA |
光源 |
LED |
分解能 |
100, 50; 10; 5; 1; 0.5 µm (4逓倍後) |
出力信号 |
矩形波 U1/U1 と U2/U2 |
原点信号 |
矩形波 U0/U0 |
信号強度(負荷電流 20mA 時) |
- low (logic “0”) < 0.5 V at Up=+5V
- high (logic “1”) > 2.4 V at Up=+5V
- low (logic “0”) < 1.5 V at Up=+12V (HTL)
- high (logic “1”) > (Up-2) V at Up=+12V (HTL) |
信号方向 |
U2 は U1 より遅れる(左から右への移動時) |
標準ケーブル長 |
4m 保護被覆(コネクタなし) |
最大ケーブル長 |
25m |
出力信号 |
|
注意:延長ケーブルを使用の場合は電源線径は 0.5mm 以上として下さい。