光学式ロータリーエンコーダA28は外径28mmの小型で、一回転当り25,000のインクリメンタルパルス出力です。 小径サイズは主要な特長で、無理なく狭いスペースに取付ることができます。
プレシジカ社製
光学式インクリメンタル回転エンコーダ A28型
機械仕様
ディスクの格子数(Z) | 60; 100; 200; 250; 360; 500; 1000; 1024; 1500; 2000; 2500 |
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一回転パルス数 | Z x k(k=1,2,3,4,5,8,10) |
軸最高回転数 | 6000 rpm |
最大軸荷重 - 軸方向荷重 - 軸端でのラジアル荷重 |
5N 10N |
精度 (T1 - ディスクの格子精度) |
±0.1T1 arc. sec |
起動トルク(20℃) | ≦ 0.015 Nm |
軸モーメントイナーシャー | < 2 gcm2 |
保護等級 (IEC529) - for axial cable outlet - for radial cable outlet |
IP54 IP64 |
重量 | 0.045 kg |
使用温度 | -10 ~ +70 ℃ |
保管温度 | -30 ~ +80 ℃ |
最大湿度(結露不可) | 98 % |
許容振動 (55 ~ 2000 Hz) | ≦ 100 m/s2 |
許容衝撃 (11 ms) | ≦ 300 m/s2 |
電気的仕様
バージョン | A28-FTTL |
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供給電源 | +5 V ± 5% |
最大供給電流(無負荷) | 120 mA |
表示灯 | LED |
インクリメンタル信号 | 矩形波出力 U1/U1、U2/U2 20mA負荷時の信号レベル - low (logic ”0”) ≦ 0.5 V - high (logic ”1”) ≧ 2.4 V |
原点信号 | 一回転で一個の矩形波出力 U0/U0 20mA負荷時の信号レベル - low (logic ”0”) ≦ 0.5 V - high (logic ”1”) >≧ 2.4 V |
最大使用周波数 | (160 x k) kHz , k - 補間係数 |
方向信号 | 右方向回転時にU2はU1より遅れる(軸側より見て) |
最大立上/下り時間 | < 0.5 μs |
標準ケーブル長 | 0.5 m; コネクタなし |
最大ケーブル長 | 25 m |
出力信号 |
アクセサリ
ケーブルコネクタ | B12 12 ピン 丸コネクタ |
C12 12 ピン 丸コネクタ |
D9 9 ピン 平コネクタ |
D15 15 ピン 平コネクタ |
RS10 10 ピン 丸コネクタ |
ONC 10 ピン 丸コネクタ |
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表示器 | CS3000 CS5000 | |||||
カップリング | SC30 |
- 1. 最適な測定のための最大回転数は最大使用周波数と機械的な軸の最大回転数によります。
- 2. 供給電源ケーブルを延長する場合は芯線の太さ0.5mm2以上を使用してください。
型番選定
A28 - F - XXXX/XXXX - XXX / X - X
一回転当り パルス数 |
ディスクの格子数(Z) | ケーブル長 | コネクター | カップリング |
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1~60 1~25000 |
60 ~2500 |
R01 - 1m(R-径方向取出し) R02 - 2m ・・・ A01 - 1m(A-軸方向取出し) A02 - 2m ・・・ |
W - コネクターなし B12 - 丸 12ピン C12 - 丸 12ピン D9 - 平 9ピン D15 - 平 15ピン RS10 - 丸 10ピン ONC - 丸 10ピン |
0 - カップリングなし 1 - カップリング付き |
型番選定例
例1) A28-F-2500-R01/W-0
例2) A28-F-2500/250-R01/W-0