プレシジカ社製
光学式インクリメンタル回転エンコーダ A42M型

光学式インクリメンタル回転エンコーダ A42M型

光学式モジュラー回転エンコーダA42Mはインクリメンタル型で最大25,000パルス/1回転まで用意しました。

ベアリングと潤滑油が無いエンコーダですので真空とクリーンルームでの使用に向いています。さらにカバーがないことによりスタートトルクは大へん小さくなります。

機械仕様

目盛数(Z)/1回転 1000, 2500, 5000(要求により他も製作)
1回転当りの出力パルス Z × k (k=1,2,5,10)
機械的最大回転数 20000 rpm
精度(ディスク1目盛の精度) ±0.1T1 arc. sec.
許容軸方向の振れ 0.05 mm
ハブの内径寸法 10, 8, 6 mm
ロータのイナーシャー < 22 gcm2
保護等級(IEC529) IP00
最大重量
- ロータASSY
- スキャンユニット

0.022 kg
0.04 kg
動作温度 -10 ~ +70 ℃
保管温度 -30 ~ +85 ℃
最大湿度(結露不可) 98 %
耐振動(55 ~ 2000 Hz) ≦ 100 m/s2
耐衝撃(6 ms) ≦ 1000 m/s2

アクセサリ

コネクタケーブル B12
12 ピン
丸コネクタ
C9
9 ピン
丸コネクタ
C12
12 ピン
丸コネクタ
D9
9 ピン
平コネクタ
D15
15 ピン
平コネクタ
RS10
10 ピン
丸コネクタ
ONC
10 ピン
丸コネクタ
PCB用コネクター PCBコネクター付Φ7mmケーブル
表示器 CS3000             CS5000
出力アンプ NK

電気仕様

項目 A42M-A11μApp A42M-AV1Vpp A42M-FTTL
電源 +5 V ± 5%/ < 80 mA +5 V ± 5%/ < 120 mA +5 V ± 5%/ < 120 mA
光源 LED LED LED
インクリメンタル信号 1kΩ負荷時のサイン出力
I1とI2
- I1 = 7-16μA
- I2 = 7-16μA
120Ω負荷時+A/-Aと+B/-Bサインコサイン信号出力
- A = 0.6-1.2 V
- B = 0.6-1.2 V
20mA負荷時U1/U1とU2/U2の違った信号出力
- low (logic ”0”)<0.5V
- high (logic ”1”) >2.4V
原点信号 I0三角出力/360°
1kΩ負荷時
- I0 = 2-8 µA(使用時)
+Rと-R三角信号/360°
120Ω負荷時
- R = 0.2-0.8 V(使用時)
矩形波U0/U0信号
20mA負荷時
- low (logic ”0”)<0.5V
- high (logic ”1”) >2.4V
最大動作周波数 (-3 dB) ≧ 160 kHz (-3 dB) ≧ 180 kHz (160 × k)kHz, kは補間係数
方向信号 時計方向回転では
I2はI1より遅れる
(軸方向より見て)
時計方向回転では
B相はA相より遅れる
(軸方向より見て)
時計方向回転では
U2はU1より遅れる
(軸方向より見て)
最大立上/下り時間 - - < 0.5μs
Recommended max. cablelength
to subsequent
electronics
5m 25m 25m
出力信号
注)
  • 1. 適切な読取り速度での最大作動回転速度は最大動作周波数及び機械的な最大回転速度による
  • 2. ケーブル延長の場合は延長ケーブルの断面は0.5mm2以上とする

設置寸法

PCB接続コネクタ

型番選定

A42M - X - XXXX/XXXX - XX - XXXX / X
出力信号 一回転パルス数 ディスク目盛数(Z) ハブ内径 アダプタケーブル アダプタケーブルコネクタ
A
AV
F
1000~25000

※2500より大きいパルス数
はF信号のみ

1000
2500
06 - Φ6mm
08 - Φ8mm
10 - Φ10mm
W - ケーブルなし
AC01 - 1m
AC02 - 2m
AC03 - 3m
・・・
W - コネクターなし
B12 - 丸 12ピン
C9 - 丸 9ピン
C12 - 丸 12ピン
D9 - 平 9ピン
D15 - 平 15ピン
RS10 - 丸 10ピン
ONC - 丸 10ピン

型番選定例

例1) A42M-AV-2500-10-AC01/W
例2) A42M-F-5000-06-W/W
例2) A42M-F-5000/1000-06-W/W

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